コラム
column
- 幾多の物語
小屋裏部屋と床下空間
2024.8.1
一般の家とソーラーサーキットの家の一番の違いは家の中全体が小屋裏も床下も有効利用ができるということです。
小屋裏は一般の家では夏は40度から50度になります。夏の夜が夜になっても暑いのは小屋裏が熱を持っているから天井板を通して熱がやってきます。家で太陽の熱を受けるのが屋根です。
屋根に断熱材を入れるだけでなく、温められた断熱材の排熱も必要になります。
床下も日本の家は湿気から家を守るために床下で換気を取っています。
床下換気は一年中必要でしょうか?夏は熱と湿気が床下に流入します。
冬は冷気が流入します。冬は乾燥して湿度が高くありませんからソーラーサーキットの家では床下換気口は冬場は閉めて冷気の流入を防ぎます。夏も床下の湿気が80%近くまで上がりますので床下換気口を閉めます。気候のいい春と秋に床下換気を行います。
冬場床板が冷たいのは床下が外気温と同じ0度近くになっていたら床板が冷たいのは当たり前です。
ソーラーサーキットの家は小屋裏も床下も室内と同じ状況ですので、小屋裏利用もできますし床下も階段の下端を併用することで床下利用ができます。
他のコラムを見る
other column
一覧に戻る