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  • 幾多の物語

100年住宅再生

2024.8.1

家は古くなると建て替えるというのが一般的ですが、昭和2年に建てられた文化財クラスのお屋敷。
世代交代により新たに住む人が、使いやすく直して住むという選択をしてくれたおかげで今回のリフォーム工事となりました。

居室はすべて畳の部屋だったので、床の間、書院のある1部屋を除いて板張りに障子や建具は造りが素晴らしいので直して使用。
浴室、トイレ、浴室の水回りは全面やり直し。
庭も敷石の段差を直し、除草シートの上に玉石を敷き詰めて歩きやすくしました。

天井裏の電気配線は古いので全部配線やり替え、エアコンも設置し壁が少ないので各所に小壁を作ってコンセントスペースを確保。

天井裏に入るための点検口も既製品は使わずに天井に切り込みを入れて外せるように、
押し入れは使いやすいクローゼットに壁は明るいクロスで仕上げました。
工事完了してみると、どこを直したのか、わからないくらい昔の風景と違和感なく仕上りました。

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